ANCジャパンは、ASEAN留学生支援を目的としたボランティア組織「ASEAN-NAGOYA CLUB」を起源としております。この組織は、名古屋大学OBの経済人により2014年に立ち上げられました。
アジア情勢が大きく変化する中、日本とASEAN諸国との関係は日増しに重要性を増しております。名古屋大学に在籍するASEAN出身の留学生は、未来の母国を担う極めて貴重な人材です。ASEAN-NAGOYA CLUBは、長年にわたり、日本とASEAN各国の真の架け橋となる人材の育成に努め、これまでに1,500名以上の知日派人材を輩出してまいりました。
こうした流れの中で、日本の民間企業が直面する課題、ASEAN地域への進出、日本への人材誘致に関するご相談が急増し、責任ある対応を行うべく、2017年10月に株式会社ANCジャパンを設立いたしました。
ANCジャパンの役員は、すべてASEAN-NAGOYA CLUBのメンバーで構成されています。このたび、2023年10月1日付で代表取締役に就任いたしました田中寛久、マルディアンシャ・マルディスの両名は、ASEAN-NAGOYA CLUBの伝統である「相互理解に基づくパートナーシップ」、すなわちInclusive Economy & Cultureの実現に向け、誠実に、そして最善を尽くして、ASEAN各国との信頼関係の構築に取り組んでまいります。
とりわけ、発展著しく、巨大な人口を有するインドネシアとの関係強化に力を注ぎ、日本とインドネシアの相互発展に大きく貢献すべく、決意を新たにしております。これまで長年にわたり築き上げてきた、インドネシア政府関係者、名門大学、経済団体、経済界との強固なネットワークを礎に、日本企業の皆様のお力となるべく努めてまいります。
世界情勢が不透明さを増す中にあっても、日本とインドネシア両国の強固な関係が、人類の未来に光を灯す存在となることを心より願っております。
このたび、田中寛久、マルディアンシャ・マルディスの両名が両国の架け橋となる代表取締役としてANCジャパンを引き継ぎ、輝かしい未来に向かって歩みを進めてまいります。
これまで温かいご支援を賜りました関係者の皆様、そしてこれからご縁をいただく皆様の厚いご信頼にお応えできるよう、引き続き最善を尽くしてまいります。
代表取締役
田中 寛久
マルディアンシャ・マルディス