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インドネシア大学・ガジャマダ大学とは?日本企業の人事担当者が知っておくべき2大名門校

コラム

「インドネシア大学(UI)」「ガジャマダ大学(UGM)」——インドネシア人材の採用を検討したことがある方なら、一度は耳にしたことがある大学名ではないでしょうか。この2校は、インドネシアの大学ランキングで常に上位に位置するトップ大学であり、優秀な人材を多数輩出し続けています。

しかし、「名前は知っているが、実際どんな大学なのかよくわからない」という人事・採用担当者の方も多いのではないでしょうか。日本企業にとって、採用候補者の出身大学がどのような水準なのかを把握しておくことは、採用判断において非常に重要です。

株式会社ANCジャパンは、インドネシア大学(UI)・ガジャマダ大学(UGM)・ボゴール農科大学(IPB)とMOU協定(覚書)を締結しており、これらの大学から直接人材を紹介できる体制を整えています。本記事では、この2大名門校について日本企業の人事担当者向けにわかりやすく解説します。

この記事の目次

  1. インドネシアの大学事情を知る
  2. インドネシア大学(UI)とは
  3. ガジャマダ大学(UGM)とは
  4. 2校の比較:どんな人材が輩出されるか
  5. 日本語教育の状況
  6. ANCジャパンとのMOU協定について
  7. まとめ:名門大学出身者を採用するメリット

1. インドネシアの大学事情を知る

インドネシアには国立・私立合わせて3,000校以上の大学があります。日本の大学数が約800校であることを考えると、その多さは驚異的です。しかし、大学の質には大きな差があり、上位校と下位校の差は非常に開いています。
インドネシアでは国立大学の人気が非常に高く、入学するためには全国統一試験(SNBT)を突破する必要があります。この試験の合格率は非常に低く、トップ大学への入学は激しい競争をくぐり抜けた証明となります。
インドネシアの大学進学率は約31%(日本は約58%)と低く、大学卒業者はそれだけで希少な存在です。さらにトップ国立大学の卒業者となると、インドネシア全体の中でも上位層に位置する人材ということになります。
THE世界大学ランキング2025において、インドネシアのトップ5校は以下の通りです。

  • インドネシア大学(Universitas Indonesia / UI)
  • ガジャマダ大学(Universitas Gadjah Mada / UGM)
  • バンドン工科大学(Institut Teknologi Bandung / ITB)
  • アイルランガ大学(Universitas Airlangga / UNAIR)
  • ディポネゴロ大学(Universitas Diponegoro / UNDIP)

ANCジャパンがMOU協定を結んでいるのは、このランキングで1位・2位を占めるインドネシア大学とガジャマダ大学です。

2. インドネシア大学(UI)とは

基本情報

正式名称Universitas Indonesia(ウニベルシタス・インドネシア)
略称UI(ウー・イー)
設立1849年(インドネシア最古の高等教育機関)
所在地ジャカルタ近郊・デポック(西ジャワ州)
学生数約47,000人以上
運営国立
日本の大学で例えると東京大学(インドネシア国内における位置づけ)

どんな大学か

インドネシア大学(UI)は、1849年にオランダ東インド会社が設立した医学学校を起源とする、インドネシア最古・最難関の国立大学です。首都ジャカルタの近郊、デポックに広大なキャンパスを構えており、インドネシア国内における位置づけは日本の東京大学に相当します。
医学・法学・工学・社会科学・経済学など多様な学部を備え、特に産学連携や国際共同研究に積極的に取り組んでいます。英語による国際クラスも充実しており、英語力の高い人材が多いのも特徴です。
UIの卒業生は、インドネシアの政治家・企業幹部・研究者・国際機関職員として活躍しており、インドネシアのエリート層を形成しています。日系企業においても、UI出身者はマネージャー・通訳・海外事業担当として重宝されています。

強みのある学部・分野

  • 医学部・歯科学部:国内トップクラスの医療系教育
  • 法学部:インドネシア法務エリートの登竜門
  • 工学部・情報学部:ITエンジニア・技術人材を多数輩出
  • 経済学部・会計学:日系企業の財務・経理人材として活躍
  • 国際関係学部:英語・外交に強い人材

3. ガジャマダ大学(UGM)とは

基本情報

正式名称Universitas Gadjah Mada(ウニベルシタス・ガジャ・マダ)
略称UGM(ウー・ジェー・エム)
設立1949年(インドネシア独立後初の国立総合大学)
所在地ジョグジャカルタ(ジャワ島中部)
学生数約55,000人
運営国立
日本の大学で例えると京都大学(文化・研究の中心地という意味でも)

どんな大学か

ガジャマダ大学(UGM)は、1949年にインドネシア独立後に設立された国立総合大学です。ジャワ島中部の文化都市ジョグジャカルタに位置し、インドネシアの教育と研究の中心的存在として知られています。18の学部と大学院を擁し、学生数は約55,000人と規模も非常に大きい大学です。
UIが首都ジャカルタ近郊の「都会型エリート大学」であるのに対し、UGMはジョグジャカルタという文化・芸術の都に位置する「知性と人間性を兼ね備えた人材」を輩出することで知られています。社会科学・人文学・農学・工学分野での国際的評価が高く、地域社会との連携を重視する教育方針が特徴です。
UGMの卒業生は、誠実さ・粘り強さ・チームワークを重視する傾向があり、日本の職場文化との親和性が特に高いと評価されています。

強みのある学部・分野

  • 農学部・環境学部:農業・食品・環境分野のトップ研究機関
  • 社会科学部・人文学部:コミュニケーション能力が高い人材
  • 工学部:製造・建設・インフラ分野の技術人材
  • 経済学部・経営学部:ビジネス人材として幅広く活躍
  • 日本語学科(文化学部):インドネシアで最高水準の日本語教育

4. 2校の比較:どんな人材が輩出されるか

項目インドネシア大学(UI)ガジャマダ大学(UGM)
所在地ジャカルタ近郊(デポック)ジョグジャカルタ
カラー都会的・国際的文化的・誠実
強み分野医学・法学・IT・国際関係農学・社会科学・工学・日本語
英語力全般的に高い学部によって差がある
日本語学科あり(日本語プログラム)あり(日本語学科・最高水準)
向いている採用職種IT・通訳・経理・国際業務IT・製造・農業・営業・日本語通訳

5. 日本語教育の状況

UI・UGMともに、日本語学科または日本語プログラムを設置しています。特にUGMの日本語学科(文化学部)はインドネシアの大学の中で最高水準とされており、毎年多くの日本語能力試験(JLPT)合格者を輩出しています。
両大学の日本語学科では、語学教育にとどまらず、日本文化・日本のビジネス慣習・日本語通訳などの実践的なスキルも学びます。卒業時にはJLPT N2〜N1レベルに達している学生も多く、即戦力として活躍できる日本語人材が多く育っています。
また、日本語学科以外の学部でも、日本語を副専攻として学んでいる学生や、独学でJLPTを取得している学生も少なくありません。インドネシア人の日本語学習熱は非常に高く、「日本で働くために大学で日本語を学んだ」という人材も多いのが実情です。

6. ANCジャパンとのMOU協定について

株式会社ANCジャパンは、インドネシア大学(UI)・ガジャマダ大学(UGM)・ボゴール農科大学(IPB)との間でMOU(覚書・連携協定)を締結しています。
このMOU協定により、ANCジャパンは以下のことが可能になっています。

  • 大学と連携した人材発掘・推薦ルートの確立
  • 大学キャリアセンターを通じた優秀な学生・卒業生へのアクセス
  • 大学内での日本語・日本ビジネス研修プログラムの実施
  • インターンシップや事前研修を通じた人材育成

一般的な人材紹介会社が求人サイトや人材バンクを通じて候補者を集めるのに対し、ANCジャパンはトップ大学と直接連携しているため、大学推薦の優秀な人材にアクセスできる点が大きな差別化ポイントです。
「インドネシアの名門大学出身者を採用したい」「大学と連携した人材育成から始めたい」というご要望にもお応えできます。

まとめ:名門大学出身者を採用するメリット

インドネシア大学(UI)・ガジャマダ大学(UGM)出身者を採用することのメリットを改めて整理すると、以下の通りです。

  • インドネシア全体の上位層に位置する優秀な人材
  • 激しい入試競争をくぐり抜けた学習能力・忍耐力の高さ
  • 英語力・日本語力が高い人材が多い
  • インドネシアビジネスに活かせる現地ネットワークを持っている
  • 即戦力のITエンジニア・通訳・ビジネス人材として活躍できる
  • ANCジャパンのMOU協定を通じた信頼性の高いルートで採用できる

インドネシアには3,000校以上の大学がありますが、そのすべてが同じ水準ではありません。採用する際には出身大学のレベルを把握した上で判断することが、採用の質を高める上で重要です。
ANCジャパンでは、インドネシアのトップ大学と連携した人材紹介サービスを提供しています。「優秀なインドネシア人材を採用したい」「インドネシアの人材市場についてもっと詳しく知りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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